ミニキャブEL 富士サンロクミーティング2018 修理編

晴天の富士サンロクミーティング2018

FUJI30ミーティング

FUJI30ミーティング

 

エンジン始動不能により人間は帰宅したものの、車両がまだ戻ってきていません。

 

エンジンがかからない

エンジンがかからない

よって、週が変わってもまだ私のイベントは継続中です・・。
(おうちに帰るまでが遠足です、って言うアレです)

 

 

初めての出張修理 その前に

 

予備品に交換

予備品に交換

当初はちゃちゃっと新品ブラシに入れ替えて対応しようと思いましたが、ブラシ消耗以外の不具合の可能性の場合もあるので、いっそうのこと電装系丸ごと入れ替えて対応することにしました。

 

 

摩耗ミモー

摩耗ミモー

マモーミモーが分かる貴方はいるのかしら。
お見せするものではありませんが、ボックスから出てきたブラシ類。

 

 

待ってました!

待ってました!

外で作業をしていると飛脚さんが来て、小箱4つを届けてくれました。

 

 

 

SUZUKIのブラシ

SUZUKIのブラシ

中身はこれ、SUZUKIのブラシです。
空冷ジムニーで使用されているというものらしい。。

 

 

長さ以外は一緒

長さ以外は一緒

もの自体はNIPPON DENSO製で、ME24に流用可能。
但し6mmほど長いためカットする必要があります。
これまでHONDA用のを入手していましたが、幅も太かったのでそこもカットする手間がありましたが、これは長手方向だけカットすればよいので楽ちんですね。

ちなみに、これが使えるという情報はQMA-DESIGN桟さんに教えてもらいました。

 

 

 

って、あれ?

 

 

 

HONDA用のが付いたまま

HONDA用のが付いたまま

良く見たら長いブラシが付いていて、これってHONDA用のじゃん!
長さを測ったらME24規定長の20mm。

おおー、そうか、以前これを使おうとしてセットアップしたまま違うのを取り付けたんだ!

SUZUKIブラシは予備として手元においておけばいいですね。

 

 

予備エンジンに仮付け

予備エンジンに仮付け

そして予備エンジンに仮付けして・・

 

 

ポイント磨き

ポイント磨き

まずはポイントの接点を磨きます。
接点復活剤を塗布して#1000でゴシゴシ。

 

 

ファンを付けて

ファンを付けて

そして、ファンを付けて・・・

 

 

 

整備書

整備書

ポイント調整ページ

ポイント調整ページ

このページを開いて・・・

 

 

 

ポイント調整を行う

ポイント調整を行う

予備エンジンを使ってポイント調整を行ってしまいます。
車体にエンジンが載っている状態では正面から見れないは、手が入らないはでイライラなのでこの状態で行うのがベスト!

整備書を見なくても作業は出来ますが、でもここは重要作業でもあり基本をおろそかにしないというスタンスで。

 

 

よし、これで準備が完了!!

 

 

 

 

初めての出張修理

予定では3時間程度の作業と見込んでいます・・・

 

 

一人で待っていた

一人で待っていた

ずっと一人で待っていました・・・ごめんよ。

 

作業開始時刻は14:30・・遅くなってしまった。
さっさと終わらさないと作業を持ちこしてしまう。。

 

 

シフト周りを手際よく

シフト周りを手際よく

シフト周りを手際よくバラします。
何度も行っている作業なので悩んだりすることはありませんが、至極面倒。。

 

 

バッテリを外して配線を外す

バッテリを外して配線を外す

配線も外します。
レギュレータからはバラ線が出ていてこれも面倒・・・55バンはカプラ式のため楽なんですが。。

 

 

シュラウドを持ち上げて

シュラウドを持ち上げて

シュラウドを留めているボルトを外し、このように吊っておきます。
本当はシュラウドが外れればよいのですが、エンジンを下げないと外れないという何ともモヤモヤする構造。

そしてファンカバー(N氏いわく餅アミ)を外して、さらにファンも取り外します。

 

ボリュートチャンバの中。。

ボリュートチャンバの中

さっそく中を確認すると・・・

 

 

ぎょえええええ

ぎょえええええ

ぎょえええええーー!!
ブラシの粉どころか粉砕したようなものが!!

社外品はこうなるのか・・

 

 

コミュテータが!!

コミュテータが!!

さっそく電装系をごっそり外してみると、コミュテータ部分が真っ黒!!
しかも物凄い段差がついているし!!

ってことは削っていたということになる・・うーむ。怖いぞ社外品は。

良い子の皆さんも気を付けて下さい。

 

ブラシを抜いてみると

ブラシを抜いてみると

そしてその肝心なブラシを抜いてみると・・

 

 

 

ぎょえええええ

ぎょえええええ

本日2回目のぎょえええええです!!

これは危ない!!
あと少しでワイヤ取り付け部に到達するところで、もしこのままブラシが押されていたらコミュテータを削っていたところですよ!!

 

 

ぎょええええな感動に浸っている場合ではありません!
もう日暮れまでお時間がありあせん。

 

 

#2000で磨いて

#2000で磨いて

汚れていたコミュテータは#2000で磨きます。
本当はツルピカになるように磨きたかったのですが時間がないのでこんな感じに。

 

 

復元は簡単

復元は簡単

電装系を取り替えて、ファンを付けて復元です。
ポイント調整は済んでいるのでこの点も楽ですね(この状態では正確には出来ない)。

 

 

配線も元に戻して・・

配線も元に戻して・・

配線も元に戻して、早速エンジン始動のテスト!!

 

 

 

一発で始動!!
エンジンが冷えているのでボボボ音がしていますが、全くもって問題なし。

 

やりましたよ、N氏、nobuさん!

 

作業時間3.5時間、片付けを入れて4時間の出張修理。
この日に終わらせなくても全然構わないのですが、さらに1週間モヤモヤしたまま過ごすのは体に良くないですからね。

 

 

充電シテマス

充電シテマス

はいこの通りきちんと充電していますよ!

 

 

お月様も祝福

お月様も祝福

ほんと一安心。
そして、良いことがもう1つ。

明らかなアクセルレスポンスの向上、息つき感の減少、メカニカル音の減少を体感!

80km/hを超えると著しい失火が発生したり、登坂路では30psのタヌキ号が26psのN氏ミニキャブ号に追いつけないなど、これまですごくストレスを感じていましたが、やはり点火時期が狂っていたのかも。

 

 

イベントが終わりました

イベントが終わりました

1週間ぶりの帰宅。
ようやく富士サンロクミーテイングが終わりました。

 

全行程 363.6km
燃料給油量 22.69㍑
燃費 15.83㍑

大変お疲れ様でした。

もうタヌキ号の遠出はいいかな(笑)

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ミニキャブEL 富士サンロクミーティング2018 修理編” に対して2件のコメントがあります。

  1. いたしん より:

    こんばんは。

    先日の富士サンロク会場での出張整備の手際の良さには、ひたすら脱帽でした。お蔭様で当人も無事帰宅出来ましたm(__)m

    しかし、ミニキャブ号も帰路に災難に遭っているとは想像だにしませんでしたが、イベント前夜の高揚感による寝不足は激しく同意です(笑)。何はともあれ足かけ一週間お疲れ様でした。

    当方にとっては、ブレーキ整備とダイナスターターは、未だブラックボックスですが(^_^;)

    1. 管理人 より:

      こんばんは!
      先日はありがとうございました。
      無事に帰れたということを知ったときは大変驚きました!!
      「えー、あれでOKなの??」って。
      しかし緊急時の対処方法として有効ということですね。

      ブレーキ整備は面倒くさいですが、慣れてしまえばあまり大したことありません(笑)
      とは言え、最初の頃はビビりながらやっていましたが・・
      (ダイナスタータは半分未知な世界です)

      不動になったときは本当に焦りました。
      奥様が迎えに来れるような場所と時間帯だったのが不幸中の幸いです。
      N市のN氏にLINEしたら「ブラシはどう?」と返されて、ハッと色々と思いだしてその場でほぼ確定でした(笑)
      しかし、これが山梨や神奈川の山の中だと思うとゾッとしますね~

      今ヘッドライトのリレーハーネス化作業中です。
      光量不足のためいつも検査ギリギリで。
      追って記事にしますので、乞うご期待(?)

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