エンジントラブル2025春(10)

さて、そのままスワップさせて載せ替えた予備エンジンの調子は・・・

点火時期調整

えっと、点火時期・・・再度調整して、と(汗)(汗)

ポイント スキマ調整

えっと、えっと、ポイントのスキマも確認しなきゃ(汗)(汗)(大汗) えっと、あとは・・

エンジン下しました。

始動テスト

この動画(のエンジン音)では分かりづらいですが、かなりガラガラ音がしています。ディーゼルか?と思わせるくらいの音で明らかにオカシイ・・・。 実はこの予備エンジンは、そのガラガラ音が大きいことが理由で退役したもらったのですが、「まあ気になるか/ならないかのレベルだったっような」と思っていたので、まるっと載せ替えを決行したのでした。

対応

今後の対応としてできることは1つ。

予備エンジンをクリーニングしたのち、焼き付きピストンを撤去して予備エンジンからピストンを移植。

万一、この方法がうまくいかなかった場合我がミニキャブT130型タヌキ号は二度と公道を走れないことになります。

いやー、かえって面倒くさいことになってしまった・・仕方ない。

面倒だけどバラす

とにかくバラして作業を進めます。

ネジ山損傷

こちらは焼き付きエンジン。

アーマチュアの取り出しは中央に詰め物をしてボルトを締めこむと反力で外れるわけですが、詰め物が中で曲がりそのままネジ山を潰してしまった。しかもこの状態でセンターボルトを締めこんでしまったものだから、センターボルトのネジ山も損傷。これはちょっと致命的。

タップ

仕方ないのでタップでネジ山を補修。M10x1.25は汎用サイズではないので仕方なく調達。

ダイスで捕集

ダイスを買ってきてセンターボルトも補修。無駄な出費をしてしまったけど、補修はできたので一安心。

デカナット

次はフライホイールを止めているデカナットを外します。サイズはM38。フライホイールに回り止めの部材を取り付けて・・・

取り出し

こちらは素直に外れました。

正常なピストン

左側が正常なピストンです。正常なピストンはそのままに、焼き付いたピストンのみ撤去して移植してくればOK!と言いたいところですが、中は金属粉で満たされているので一旦全バラにして組み直す必要があります。ほんと面倒くさい>_<

刻印

ピストンには刻印がされていて、この子は「STD 85 B」となっています。

意味としては、下記の通り。

・STD・・・オーバーサイズStandard
・85・・・ピストン外径寸法符号
・B ・・・ピストンピンとの選別符号

そして整備書にはこのように書かれています。

記号の意味

これらが何を表しているかと言うと、部品の組み合わせ相手の選別の識別を表しています。部品ごとに微妙な誤差があり、その誤差を許容できる相手を探して取り付ける必要があります。

組み合わせ

そしてピストンの刻印に関してはこのように書かれています。

「シリンダブロックの内径選別符号の数字を加えて90になりように選別して組み込むこと」

つまり今回「85」と刻印がされていたので、シリンダブロックに「5」と書かれているものを選別して取り付ける必要がある、ということになります。そうすることで適切な誤差での安全な使用ができる、ということになります。

とは言っても

とは言っても、これまでとっかえひっかえしてきているので、どこまで厳密な整備ができるかは結構微妙ですね~

さらにさらに、つづく・・・

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