雨水すいこみうぇざーすとりっぷ
「きょうの旧活 → フロントガラスのシール」でも書きましたが、フロントガラスから雨漏りするようになった場合の対策方法として別途記事にしておきます。
もちろん新品ウェザーストリップなんぞ出るわけではないので、物理的に雨が侵入しないようにする以外の選択肢はありません。
セメダイン366と作業する仲間
用意するものは以下です。
セメダイン366とヘラのように扱えるものです。
ヘラの代わりに少々幅広のマイナスドライバーでも良いでしょう。私は適当なゴムを切ってヘラにしました。
セメダイン366は見慣れませんがホームセンターで入手可能です。
ノーマルとデラックスタイプがあり、ノーマルは<合わせガラスには使うな>と注意書きがあります。
成分が違うのだと思います(ちなみにニオイはシンナー臭です)。
この年代のミニキャブは合わせガラスではないはずなのでどちらを使っても良いでしょう。
どなたかのサイトに書いてありましたがこの366、メーカーにもどこにもそれらしい使い方が書いておらず謎に満ちています。
乾くとゴム状になりますが、表面は驚くほど速く乾きだしますので比較的テキパキと作業をすることが必要です。
ヘラの使いみち
ヘラは塗布した366の幅と盛りを均すのに用います。
塗布する
では早速塗布します。
最初は手さばきとチューブを押す力加減が良くわからずこんな風になりがちですが、大丈夫です。
塗布する長さは50cm程度ずつが好ましそうです。
ヘラで均す
塗布したらすぐヘラで均します。
あっという間に表面が乾いてきますので注意です。
ヘラを押し付ける圧力と進むスピードを均一にするとうまくいきます(きっと)。
以下質問がありました。
【Q】
はみ出た部分はどうすれば良いですか?【A】
すぐ人に聞かないでまずは自分で考えてから質問して下さい。フロントガラス側にはみ出た部分は放置でOKです。あとから容易に剥がすことが出来ます。
ウェザーストリップ側にはみ出た部分は指でウェザーストリップになじませて下さい(塗りこんで下さい)。
こちら側はゴムが一体化しようとして後からは容易に剥がすことが出来ませんので目立たないように処理する必要があります。
塗布して均してを必要な箇所すべて行います。
実はヘラはゴム質のものではないほうが良さそうです(私は終始ゴムヘラ使いましたが・・)。
366がヘラと一体化しようとしてウエスで拭いきれなくなりベタベタになって作業性が悪くなりました。
硬質のプラスチックかマイナスドライバーが良さそうです。
366の塗布作業、慣れてくるとチューブの口先だけで塗布+ある程度の均しを同時に行うことが出来るようになります。
たぶん全周塗布し終わった頃に腕が上がると思います。
余分なところを剥がす
特に難しいことはありません。
塗布して20~30分もすれば指触乾燥程度は得られるのでこのような感じで余分なところを剥がします。
残すラインと剥がすラインの境界が無い、もしくは不均一な幅の部分はカッターを軽く当てスジを入れます。
すると糸状に簡単に剥がすことが出来ます。
全周綺麗に剥がせば作業は完了です。