ミニカのプロペラシャフトとは同じか違うかどうなのか

プロペラシャフトは隠れた超重要部品です。万一トラブルを抱えたまま使用するとトランスミッションやリアデファレンシャルに悪影響を与えかねません。

トラブルとしては、段差などの突き上げによる曲げやユニバーサルジョイント部のガタ・潤滑不良でしょうか・・・。
また、最近のプロペラシャフトはユニバーサルジョイント部の交換が出来るようなのでその場合は修理をして再使用が可能ですが、T13x系は一体式のようでバラすことが出来ません(LT30ミニキャブのユニバーサルジョイントはバラすことが出来ます)。

万一プロペラシャフトにトラブルが発生した場合に困るのはその入手です(プロペラシャフトに限ったわけではありませんが・・)。2014年3月現在、ミニキャブWを含む360ccのミニキャブのプロペラシャフトは出ないことを確認済み。

このため何かあった場合に慌てずに済むよう、流用を検討します。

今回はA101Vミニカバンのプロペラシャフトが対象です。

ついでに記載します。
細かい言及は避けますが、

ユニバーサルジョイント部にCRC-556等の流れやすい潤滑剤は使用しないほうが良いと思われます。

とにかく使用しないで下さい。こうなります・・。

 

トラブル

旅先でトラブルが起こると大変

 

両者で互換性があるか確認しましょう

互換性はありません

「・・・」

終了しました。

上がA101Vミニカバン、下がミニキャブT13x系。
エンジン・トランスミッションのレイアウトが異なるためこのようになります。

ちなみにLT30とT130/T131のミニキャブでは互換性はあるのか・・・残念ながら比較画像はありませんが、ヨーク部(頭の部分)のサイズが異なるために相互で使い回すことが出来ません。

 

折角ですのでもう少々お付き合い下さい

長さと太さがこんなにも違うのか!という感じですが、ついでにそれぞれの頭も確認しておきます。

フランジヨーク比較

フランジヨーク比較

右がA101Vミニカバン、左がミニキャブT13x系。
こちらは全く同じようです。

 

スリーブヨーク比較

スリーブヨーク比較

右がA101Vミニカバン、左がミニキャブT13x系。
こちらも全く同じようです。

ただ、”ヨーク部だけ交換する”というトラブルはまずは無いでしょう。

宿題が出ました

実は長野・軽井沢でペンションを経営されているミニキャブW(T131)オーナーの方の話によると、

LO13/LO15系の550ccミニキャブのプロペラシャフトがそのまま使えるらしい!

という情報を入手しています。これはかなり興味深い話です。

そう考えると、ミニカA100系とA101V系は同じなのか、A100系とA105系は同じなのか、という興味も出てきます。

この辺りの事については確認が取れ次第公開しましょう。