三菱360cc関連とそういうの

エンジンの取り外し

身の回りにあるものを利用してエンジンを取り外す

本来であれば、車体を高さのあるジャッキ(馬)に載せエンジンジャッキを利用して下ろすようですが、当然そのようなものは持ち合わせていません。
「何とか身の回りにあるもので出来ないか」と考えたのが方法が以下です。
まだ改善の余地はあるもののこれまで2回ほど(一応)安全に下ろしています。

出典:ミニキャブ5 整備解説書

出典:ミニキャブ5 整備解説書

出典:ミニキャブEL整備解説書

出典:ミニキャブEL整備解説書

用意するもの

  • 寝板(フレーム構造のもの)
  • パンタジャッキ2つ(2000ccクラスの今時のものと車体に付属のもの)
  • フロアジャッキ
  • ジャッキスタンド(出来れば4つ)
  • 重量ブロック
  • 2x4材、1×6材などの丈夫な木材類

寝板とパンタジャッキで・・

エンジンを車体から引きずり出せるように寝板パンタジャッキエンジンジャッキのようなものを作ります。

DSC_0412

寝板はクッション部を全て取り外しその上に板を敷きます。
シャコタンな台車であれば寝板である必要はありません。
シャコタンではない普通の平台車でも可能ですが、その分車体を高く持ち上げる必要があるので低い台車に越したことはありません。

 

DSC_0413

平板は1x6材を2つ並べズレないようにコの字上にして組んであります。
「寝板は無いし買いたくない」という方は、地面に平板を直接敷いて引っ張り出すことも不可能ではないと思います。
ただ、エンジンを載せる際の位置決めもありますので、最低でも台車が付いていないと厳しいと思います。
ちなみにエンジンは約50kg+ミッションは10kg位の重量です。

パンタジャッキ

エンジン+ミッションを2つのパンタジャッキを利用して2点で支えます。
パンタジャッキの1つは下図のようにマウントを作りセットしました。
マウントはエンジンサポートメンバの凹凸形状に合う形に作りパンタジャッキにボルト留めしてあります。
最初はこのマウントが無い状態でやりましたが、寝板を転がした時に揺れてジャッキが倒れ、エンジンを落としてしまいました。

DSC_0414

奥の赤いものがエンジンサポートメンバ。
マウントはこのメンバの凹凸形状に合うように作り、容易にズレないようにしました。

 

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マウントはパンタジャッキの頭の形に彫って埋めてズレないようにしました。
その状態でプレートにボルトで留めています。
パンタジャッキ自体が安定するように足は1x4材で固定しています。

 

DSC_0415 - コピー

説明の都合上寝板を外した状態ですが、パンタジャッキをこのようにセットします。
この状態で一旦パンタジャッキを上げて安定するように支えたのち、メンバを留めているボルト計4本とリアのエンジン支え(インシュレータ)を外したのちジャッキを下げてエンジンを下ろします。

 

重量ブロック

パンタジャッキを下げきったあとはエンジンを引っ張り出すわけですが、車体が低く出しようがありません。
そこで下図のような状態にしさらに車体を上げる必要があります。
この時の台に重量ブロックを利用しました。

DSC_9534

橋渡しには2×4材を使用しました(1×4材では強度的に不安だったため)。
なお、この状態で行うのは大変危険で橋渡しの上には鉄板を敷いて下さい
フロアジャッキが木材に食い込んでズレ動いてくれず、車体がフロアジャッキからズレて落ちる可能性があります。
ちなみに1mm厚のアルミ板でもダメでした。

 

DSC_9280

これは初期の方法の(かなり危険な)画像ですが、ジャッキスタンドのMAX位置からさらに上げないとエンジンを出すことが出来ません。

 

DSC_9275

想像以上に車体が高くなり結構コワイですが、足元は重量ブロックでしっかりと組んでおけば大丈夫です。

 

DSC_9277

ちなみにプラグは外しておいたほうがその分高くする必要がなくなります。

 

DSC_9270

無事に出せました。

手順

  1. 車体をジャッキスタンドに載せる。この時のジャッキスタンドの高さは最低位にする。
  2. トランスミッションのシフトリンク関連を全て外す。
  3. オイルタンクからのホースを外す。
  4. レギュレータの配線、バックランプの配線、アース線を外す。
    — この状態でエンジンマウント以外は切り離されたことになります —
  5. エンジンジャッキのようなものを下にセットする。
  6. パンタジャッキを一旦上げ方向に回し2点をしっかりと支えられることを確認する。
  7. リアのエンジン支え(インシュレータ)をトランスミッション側で外す(車体側で外すと取り付けが面倒)
  8. エンジンサポートメンバのボルト計4箇所をゆっくり外す
  9. パンタジャッキをゆっくりと下げる(片方を一気に下げずに前後バランスよく下げる)。
  10. 一番下まで下げたのちエンジンカバー、プラグを運転席側から外してしまう。
  11. ジャッキスタンドを最高位にする。
  12. さらに車体を持ち上げるために重量ブロック等の上部なものを台にしてフロアジャッキを載せる。
  13. 台の上に鉄板を敷く。
  14. フロアジャッキが台から落ちないか確認しながらゆっくりと上げる。
  15. エンジンが出る位置になったらエンジンを引きずり出す。
  16. エンジンを出したらすぐにフロアジャッキを下げ、ジャッキスタンドに載せる。
  • 常に車体の状態を確認し最大限の注意を払って作業して下さい。
  • シフトリンク関連やレギュレータの配線は外す前にデジカメで写真を撮り、復元の参考にするようにして下さい。

 

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