驚き桃の木ミニカのミ
これまで気にしたことが無かったミニカ用のサイドウィンカーランプ(side turn signal lamp)。
ミニカA100系はどれもこれも同じと思っていたところ色々なバリエーションがあることが判明。
この型のランプが最初に装着されたのは昭和44年発売のA100型であり、バリエーションを増やしながらも基本設計は同じままで、なんと昭和58年発売のA107型まで続いていたことも判明。
ちがい
ミニカ A100 / A101 / A101V
A100 / A101 / A101V用として掲載されています。
枠はメッキ処理のちょいゴージャスなものに(通称シンプルマーメイド型)。
ミニカ スキッパー A102
2サイクルのミニカスキッパー。
レンズ自体はA100型と同じようですが、ベース部が長いものになっています(通称クジラ型)。
カタログには「識別が一段と容易になり、安全性が高まり・・」と。
”識別が一段と・・”とはランプボディそのものの事で明滅自体の”識別”ではないことかと・・レンズ自体のサイズは変わらないので。
ミニカ スキッパーⅣ A102
こちらは4サイクルのスキッパー。
資料が無いので現物写真ですが、2サイクルスキッパーとは違うものが付いています(通称サメ型)。
より立体的な造形になっていますがレンズ自体はこれまでのものと同じサイズのように見えます。
ミニカ F4 A103
こちらはミニカF4。
年代的に同じだからでしょうか、スキッパーⅣと同じものが付いています(通称サメ型)。
ミニカ55バン A105V
パーツカタログにはミニカF4と同じタイプ(通称サメ型)が記載されていますが、何故か初期のタイプが装着されています。
ミニカamiL A106
パーツカタログはami55 A105用ですが、写真はamiL A106Vです。
どうもami55もこのA106Vと同じ初期のものが付いているようですが、年代による違いでしょうか??
ちなみに枠はノーメッキのものになっている点が初期との違いです。
考察
デラックスさや差別化を出すためか、一時の車種には立体形状のものが付いていたりしていますが、最後は初期型と同じもの(但し枠はノーメッキ)に戻っています。
取り付け面の穴加工までは分かりませんが恐らくポン付け出来ると思いますし、オリジナルにこだわらないのであれば流用範囲は大きいように思えます。