ミニカ55バン復活劇110・仕上げ作業その2
ブレーキ再調整
さてさて、あまり気乗りしない少々気になっているブレーキを調整しますか・・
どうも踏みしろが深い気がしてならないので、サイドブレーキ調整をすることに。
リアはサイドブレーキを引くと自動で隙間調整されるので問題無いとして、利きが甘いとしたらフロント・・・
フロントも自動調整機構にはなっているものの、タヌキ1号車の時からきちんと機能しているとは思えないシロモノで手動で行うのが確実。
自動調整用のスタッド(ピン)を若干緩めてシューを外に押し出し、ドラムをセットした時にシューがドラムに軽~く擦る音がしたところがベストな状態。
スタッドは緩めすぎると完全フリーになりスキマもヘチマも無い状態になるのでそれはNG、シューは動くけどその位置をホールドする状態にする必要があります。
そこが難しいですが、非常に面倒ながらも経験を積んでコツを覚えれば比較的短時間で調整が可能ですのでご安心下さい。
ウォッシャー出るの?
完全に忘れていて最後の最後になったウォッシャー周り。
ポンプ等は全く問題無しで心配は不要でしたが、問題はノズル。
先端が劣化して割れていて、まともにフロントウィンドウを濡らしてくれない・・・
あろうことか、いじっていたら助手席側は中の小さい金属の球がポロンと落ちてどっかにいってしまうという事故も発生。
この状態でウォッシャーを流してもジョボジョボ流れるだけで、さぁ困った。。
これは本格的にヤバそうですが、切羽詰まるとフル回転するんですね(笑)
適当なチューブで何とかならないかと思いついたのがこれ。
内径6mmのシリコンチューブの先を細めて吐出圧力を高める構造にしたもので、これなら期待できるでしょう~!
最初は熱で溶着をしようとも思ったものの、うまく出来るか不明なのでホチキス止めで対応(笑)
そして結果はイマイチ・・。
うまくフロントウィンドウまで届かない。
ただ方向性はいいよ、方向性は!
そしてこれが試作2号。やけくそでホチキス数点止めにして先端を極細に。
結果は・・・
大成功です!
細すぎなので屋根まで飛びますが、十分!
車検対応です(笑)
運転席側も先端が劣化してウォッシャー液の出る勢いがかなり弱いですが、球っこが落ちずに済んでいるので軽傷。
こちらの対策は先端に防水テープを巻いてそれが落ちないようにシリコンチューブをかぶせて保持。
何とかギリギリフロントウィンドウを濡らすことが出来たので対応完了としましょうー
いやー良かったぁ~
最後の作業!
そして最後は・・・
フロントグリルを取り付けまして、
パンパカパーン!!
終わりましたぁ!
終わりましたよ。
まだ内装は中途半端ですが、一応終わりました!
あとは車検のみ!!
車検はユーザ車検にするか、近所のそこそこ大きい民間車検場にするか・・
民間車検場のほうが合格しやすそうなので当初はそうしようと思っていたものの、ここまで一人で作業をしてきたプライドを捨てて(←あったのか?)他人に検査を依頼するところがどうしても引っかかり、ユーザ車検と決めました。
何れにしろ仮ナンバーは必要なのでそのためには自賠責保険の加入が必須。
で、自賠責保険を扱っていそうな代理店を検索したら会社の目の前にあることが分かり、出社前に出向いて事情を説明して加入。
これで車両も書類も全部そろいましたよ!
あとはドキドキの車検だけ。
え?自信のほど??
そりゃあ時々100%だし、時々0%ですよ。
懸念事項は、
- 排ガス
- ブレーキ
- 前照灯
重要なものほとんどです(笑)
排ガスはキャブレターを換装しているので、もしかしたら何とかなるかもしれません。
前照灯は万一NGの場合は規格化されたバルブのものに入れ替えられるのでそんなには心配していません。
ブレーキは問題ですね・・全く試走していないから現地に行く途中の状態で判断するしか。
特に片利きだったら修正作業はかなり面倒。。
幸運の女神は微笑むのか??
仮ナンバーを借りてきましたよ!
つづく。。