ミニカ55バン復活劇108・全塗装(終)

しばらくぶりの塗装

前回塗装したのは灼熱真夏のころでしたので、しばらくぶりの塗装。

といっても刷毛ですから特にお見せするようなものではありません。

 

マスキング

マスキング

マスキングをしまして、

 

マスキング

マスキング

マスキングをして、

 

塗る

塗る

刷毛といってもローラ塗りです。
何度も何度も重ね塗りをして塗りますが、雨の中を作業しているのでいっこうに乾かない。

気象庁のアメダスを見ると湿度100%。
季節も進み気温も低め・・

ってことで扇風機で強制風を当てつつ何度も何度も重ね塗り。

 

 

禁断の重ね塗り??

刷毛塗りが出来るのは艶消しだから・・艶消しだと刷毛目が目立たないからです。

 

が、最初に塗ったのは4月で半年も経つとクスミ汚れがかなりひどい。汚れを落とそうと思ってもそう簡単に落ちず、しかも塗膜が弱いのですぐに傷がつく。
これは失敗かな~、なんて思ってももう遅いので何とかするしかありません。

そこで、かなり前に買って1本だけ余っていたイサムのエアーウレタン・クリアを吹いたらどうなるかと思って実験。
ウレタンだと塗膜が強いので傷がつきにくく、汚れも落としやすいだろう、という理由から。
まぁ艶消しに拘ってないし。

 

念のため、塗料販売元に「水性塗料の上からウレタン塗料を吹いたらチヂミを起こしたりしますか?」と聞いたところ

もしかしたら(塗料が)乗るかもしれないが何とも言えない。チヂミを起こすかもしれない・・

とのこと。

つまり、やったことないしワカンネということなので失敗覚悟でやってみることに・・

 

 

 

 

 

 

ウレタンクリアを吹いた

ウレタンクリアを吹いた

問題なかった!

全く問題ありません!!水性塗装をして3日後に吹いてみましたが問題なし。

もちろんローラ塗りの上に吹いているので表面はツルッツルな感じにはならず、多少くすんだ艶ですが、これはこれで珍ぽくて良いかも。

 

よし、全部クリアを吹こう!

 

クリアでGO!

マスキング

マスキング

刷毛塗り用マスキングを剥がさずにさらにマスキングをして”クリア化”に備えます。

 

 

マスキング

マスキング

これだけやればバッチリでしょう!

 

 

エアーウレタン追加

エアーウレタン追加

2本はホームセンターで入手し後日6本をネットで購入。
ネットのほうがかなり安いのでホームセンターで買わなければよかった。。

 

 

温めよう!

温めよう!

スプレー缶塗装の鉄則は温めること。

理由は、吹くことによって内部の温度が下がり、温度が下がると一段と圧力が下がってしまい塗料を吹く下がるのを防ぐため。
逆に温めると内部の圧力があがり使い切るまである程度の勢いを維持出来ます。

 

熱燗セット

熱燗セット

もし電源が無かったりヒータが無い場合は、給湯器から50℃位のお湯を溜めて熱燗にすればOKです。

 

 

2本同時使用

2本同時使用

さらに今回は作業効率を優先させるために2本同時開封です。

吹く→温める→吹く→温める・・では温めている時間に何もしないのはもったいないので、温めている間も塗装が出来るようにです。

大きな面積を塗装するときは便利なやり方ですね。

 

 

ボケている

ボケている

大きな面積はムラが無いように吹くのは難しい。。
艶は出ていてもボケているのでいわゆる「垂れる寸前」という状態になるように吹いてみると・・・

 

一応テラテラした

一応テラテラした

一応テラテラした

一応テラテラした

一応テラテラしてきて、まぁいいかという感じになった(笑)
これ、研げばもう少し綺麗に見えるのかな・・・

 

という感じで以前から持っていた1本を含めて全9本でクリア塗装終了。
ちなみにボンネットは塗っておらずオリジナルのまま。

意味はありません(笑)

 

これにて全塗装も終了!

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