レトロPC SHARP X1C 復活劇4 得意作業
持っていたものゲット計画
運よくたまたま出品されていて空前絶後のラッキー池崎。
当時家にあったゼビウスは単品ではなくジョイスティックとのセット品でしたが・・まぁいいでしょう。
ハイドライドはクラスメイトが持っていて、おうちに遊びに行って一緒に進めるというスタイル。
ハイドライド2も一緒に進めてクリア、3は・・やったようなやっていないような。
ただ、そもそもこれロード出来るのかね??
ちゃっちゃと進める
徳島県あたりから進捗が遅いとクレームが入っていますので、ちゃっちゃと。
分解は簡単。
カセットテープのフタを開けっ放しにして背面2ヶ、底面2ヶのネジを外してえぃ!とやればパッカーンです。
非常にシンプル。シンプル is 昭和! いや 昭和 is シンプル!
左が電源ユニット、真ん中がカラープロッタプリンタが入るスペース。
さすがにこの光景は初めてですのでちょっとドキドキ。
そのカラープロッタプリンタとはこんなやつです。
あ、シルバータイプもありますのでご安心ください。
こちらが問題と思われるカセット機構部。
幾つかのネジを外せばユニットごとバラせそうな雰囲気。
「艶めかしい」という言葉はありますが、めかめかしいという言葉は無いけどメカメカしいと表現。
カセットデッキの裏を除いていたら何か出てきた(笑)
これ、ベルトの一部ではないか。
朽ちているというより溶けている(笑)
どうかなっているのは確実ですね。
このような光景は不具合範囲が限定されるのである意味安心です。全部しっかりしていて不具合が出ているのはかえって厄介ですから。
車も一緒。
黄色箇所にネジがありそれを外すとユニットごと取れます。
ケーブルは付いたままでも大丈夫。
はい、ベルトがありませんでした。
プーリーに残っているベルトはもはやベルトではなく、べっとりしたゴム状のもので非常にたちが悪いです。
また、黄色矢印のところもベルトが溶けかかっていて、べとべと状のものがべったりと付いていました。
どうやらカセットデッキや初期のフロッピードライブで使用されているベルトは千石電商で扱っている、というのを聞きつけましたので仕事の帰りがけに寄ってみたらこんなにたくさん。
そして事前に捜査した情報を元に製品ラインナップで適合させると、
- 平ベルト 5mm X 75Φ
- 角ベルト 1.2T X 70Φ
- 角ベルト 0.95T X 60Φ
あたりが必要そうなので、念のためその前後もGET。
ベトベトなゴム状のものはパーツクリーナーで洗浄です。
フライホイールのような大きいものは裏のフタをはずせば簡単に取れますのでご安心を。
こちらもベットベトなのでパーツクリーナーで洗浄。
そしていよいよ新品ベルトに入れ替え!
気持ちがいいですね!
テープカウンター用ベルトは切れてはいませんでしたが、外したらこのようにカタチ付いていたので交換です。
買ってきた60Φのものでは多少ゆるゆる感がありますが、機能しなくはないのでこれで様子をみてみます。
ベルトを取り付けたら全てを元通りに。
そして最後にパーツクリーナーをしみこませたものでヘッドをお掃除。
では早速動作チェックです!
万が一テープがリール部分に巻き込まれては大変なので、超ボウリングゲエム君に実験台になってもらいましょう。
おお!いい感じじゃないですか!!
早送り、停止、巻き戻し、イジェクト、完璧!!
なんだかワクワクしてきましたよ!!
カセット部が正常に動作していそうなので、さっそく調子にのってゼビウスをセット!
きちんと最後までロード出来るかな???
うわー!とんでもなく懐かしいサウンドがあああ!!
さらにハイドライドもセット!
あー、このチリチリ音、スライムやっつけている音だ(笑)
すごい、これはタイムマシンだ!
当時に戻れる!
よしよし!あとはきちんとモニタ出力がされるのをチェックするのみだ!!
って、実は接続ケーブルがないんです >_<