三菱農機 MM350 管理機の整備(2)
オーバーフロー問題
畑デビューの前に致命的なオーバーフローを改善しないといけません。
キャブレターはエアクリーナを取り外すと見えます(黄色枠内)。と、その前に燃料を抜きましょう。燃料コックは水色枠のところ、ゴミ溜め一体になっています。
分かりにくいですが、ゴミ溜めを取り外すと半分サビ粉で埋まっていました。はぁ・・・タンクはサビだらけなのか。
タンクからのガソリンホースを外すと出てくるわ出てくるわ・・サビやらゴミやらが止まらない。
こりゃゴミでフロートバルブが詰まっている可能性が大ですな。
フロート室の底部にあるこのスクリュを外すとフロート室にアクセス可能。
ちなみにOリングも劣化していてすぐに切れてしまったのでジョイフル本田で新品を入手。サイズは7.8でOK牧場。
こんな感じでフロートが見えますが、ついでなのでキャブレターを取り外して徹底的に洗浄をしましょう。
取り外しは簡単で、エアクリーナ受けの平たいお皿みたいなのを外すとキャブレターを止めているボルトがあるのでそれを外すだけ。
取り外すとこのような感じに。下から伸びるワイヤはスロットル。中央のホースはエアインテークに繋がっているのでEGRか??
非常にかわいいキャブレター。
こいつが悪さをしているのだろうなぁ・・・そして、そうであってほしい。
キャブクリーナで各部を洗浄してバルブも組み付けて完了。
キャブレターはニッキ製で型式はなんだろう・・・621018-074??
ガソリンホースは劣化でヒビが入っていたので贅沢にも三菱自動車純正品に交換。純正ガソリンホースは(最小販売単位を知らないで)10mを買ってしまっていたのでいつもどうするか悩んでいますが、こういう時は便利ですね(笑)
はい、キャブレターを元に戻して完了です!!タヌキ号のそれと比べると整備が簡単に済んででいいですな^^
この後コックをONにして燃料を流して数十分放置するもあふれてくる気配がないので、様子見ですがひとまず良しとしましょう~
お次は各所の油脂類の交換ですね!