ミニカ55バン復活劇101・ブレーキリフレッシュ4
ブレーキ周りも気持ちよく~
フルード漏れが無かったら放置していたブレーキ周りも、結局全輪リフレッシュ。
でも手間を惜しんだぶんだけ気分はスッキリ。
気にかけながら乗り出すよりは、今終わらせてしまったほうが精神的に良いですからね。
最初にリアから
まずはリアから。
32のソケットを突っ込んでソケットレンチでは全く緩まず、即席高トルク仕様にしても緩まず。
これはまずい・・・ ナメそう・・・
CRC吹き吹き10分くらい格闘して何とか緩んでくれました。。ほんと、危ない。
激しくはないもののフルード漏れによりシューはベロベロ。
見た目はホイルシリンダに異常が無いように思え、本当に漏れていたのかどうか疑問レベルですが、漏れていたのでしょう。
そしてサビ取り。
完全には落とさず・・・
毎度効果に疑問を持っているサビ転換剤を塗布。
感想後、シャシーブラックを塗布してバックプレートは終了。
これで数年は大丈夫でしょう。
ホイルシリンダはセイケンのが出ますので一安心。
安心を買うということで、そっくり交換してもう一安心・・・
とする予定でしたが、シリンダもピストンも致命的な感じはしなかったので、ピストンとシリンダを磨いて新品カップキットを使用して再利用。
古いカップにはそんなに傷らしい傷はないので、どうして漏れたのか疑問だしキモチワルイ。
ホイルシリンダを取り付けるときは裏側にシリコングリースを塗布。
整備書によると(張りつき防止のため?)シール材を塗布することになっていますが、いつもシリコングリースを塗っています。
ちなみに余ってしまったホイルシリンダは35億円でお譲りします。
シューホールドピンやスプリングホールドは結構サビているのでペーパーで落とすだけ落としてシリコングリースを全面に塗り防錆。
猛烈にサビていたスプリングホールドはだいぶ前にミニキャブ用で買っておいた新品を投入し解決。
フロントブレーキ部品も混ざっていますが、シューホールドピンが長いほうがフロント、短いほうがリア、の違いだけなので混ぜても大丈夫。
可動部、摺動部、接触部は全てグリスアップ。
バックプレートとシューが当たる部分もお忘れなく。
フルードで濡れているドラムも洗浄してリアはオシマイ!
ちなみに、古いブレーキシューから外せるものは外しておくと何かと役にたつ・・かも??
(え?今誰かゴミが増えるだけと言った??)
フロントブレーキ
運転席側も酷かったですが、こちらもヒドイ!
ほんと、スルーしなくて良かった。
リア同様サビ取りして、サビ転換剤を塗布。
もちろんブレーキホースも交換します・・・がこいつのフレアナットが鬼門。
こいつが緩まなかったらお手上げですが、ギリギリナメるかナメないかの加減で何とか緩んで一安心。
反対側も緩んだので無事に摘出完了。
放っておくといつまでも垂れてきてフルードタンクが空になる懸念があるので、こうしてフタをしておくとよいです。
このキャップはホイルシリンダを買った時にフタがされているアレです、アレ。
気を良くした(?)私は、結局全部ばらして綺麗にすることに。
運転席側もやっておけばよかった・・
全部綺麗に磨きます。
ピストンもシリンダも相談所的には、
- パーツクリーナーで一旦洗浄
- CRCでベロベロに濡らして
- #1000で磨き
- パーツクリーナーで洗浄して
- CRCでベロベロに濡らして
- #1500で磨き
- パーツクリーナーで洗浄して
- CRCでベロベロに濡らして
- #2000で磨き
で対応。
ブリーダープラグは新品を投入です(サビ取りが面倒のためw)
カップキットを組み付けて完了。
ブリーダープラグキャップも新品を投入(意外と高い・・自転車用のでもイケるのかな???)
あとは元に戻すだけ。
シュー取り付け写真を忘れてしまいましたが、フロントブレーキ周りもリフレッシュ完了です。
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