ミニキャブEL エンジンスワップ(11) トランスミッション(4)
レリーズベアリング交換スル
無事に乗り出せたあとにレリーズベアリングから異音がしてきたら面倒でなりません。
そこで予防措置として交換してしまいます。
こんな感じで圧入されています。
手で外せるレベルではないので・・・
こんな感じで内径に合うものを見つけてハンマーで打ち抜きます。
使ったのは24のソケット。
どんだけ苦労するんだろう・・と思っていたら簡単に抜けました。
どこのメーカのものかと見たらNSKのベアリング。
呼び番は35TMK29C1。
三菱で頼むよりNSKで買えばきっと安いだろうと思って、会社で取引のある商社に問い合わせたところ「一般のお客様には卸せないと言われた」とのこと。
え?そうなん?
ならば、と思ってN市のN氏ご用達の秋葉原にあるベアリング商社に問い合わせたところ、
「自動車部品で特定ユーザー向けの為、見積もり不可です。」
とのこと。
へぇ、そうなんだ。。私も特定ユーザーなんですけどね。。
いや、特殊ユーザーか。。
というわけで呼び番号から同サイズのベアリングを探したところKOYOにあったので入手。
ネットで検索してもいまいちピンとこないと思ったら、今は光洋精工ではなくてジェイテクト(JTekt)って言うんですね。
そういえば今CMでやっているわ、これか。
比較してみる
当サイトの非人気定番コーナー、THEヒカク。
左がKOYO、右が三菱純正新品(NSK)。
外径は2mmほど大きいものの内径と高さは一緒。
NSKの回転部は全面のみに対して、KOYOは側面まである構造。
NSKの(裏の)シール部は総金属に対して、KOYOのは樹脂。
一応クラッチベアリング用らしいけど、これ、使っていいのかナヤム。
あ、過去の画像は無いかと思って探したところ、記事中に使用していた写真を発見。
これ、KOYOっぽい。
というわけで、これを使うことにします。
いざ圧入
やってきました、圧入のコーナーです。
万力でスリーブとベアリングを挟み、グイグイと締め付けています。
ナナメに入ってしまわないように一時緊張レベルを999まで上げましたが、斜めに入りようがないので緊張レベルを3でも作業は継続可能。
途中で極端に入りが悪くなったのでフチにCRCを軽く吹いて圧入。
きちんと奥まで入れるようにすれば問題ナシ。
スリーブの裏には浅い溝がありそこにグリスを盛り込んで取り付け。
これでクラッチベアリングは完了!
こんばんは
初めて コメント致します。
この度 ご縁があり、 ミツビシ ミニカ360の
ミッション 修理をしています。
ミッションの不具合の他に
クラッチレリーズ ベアリングが劣化し
交換をしたかったのですが、 内径 厚さ等で部品を探すも
当方の技量では探す事に 行き詰まってしまい、 再使用するしかないかなー(涙) と
どうしたら良いか 困っていました。
こちら様上記のような情報をいただけたので、中断していた作業を進められそうです、とても感謝 いたします
ありがとう御座います。
情報がお役に立ったようですが、現物を見ないとわからなかったりしますからね。
わざわざ連絡ありがとうございます~