ミニキャブEL エンジンスワップ(6) シリンダヘッド
長野
日帰りで長野に行く用事があり小一時間ほど自由な時間をもらえたのでウロウロしてみると・・
日本ハム仕様の初代ライトエーストラック。
ライト上のガーニッシュの形状が良くみるタイプと違うのは後期型??
ダイハツのデルタエースはガーニッシュが無いタイプなのでトヨタでOKかと。。
浮きサビはあるけどこれはまだ間に合うか!?
サニーバンかカローラバンか不明のため、N市のN氏(別名歩く草ヒロ辞典)に画像を送ったところ、2代目カローラバンで相当希少とのこと。
空冷の初期型ポーターキャブ。A氏が引き上げ予定でまだありました。
シリンダヘッド
シリンダヘッドのご紹介。
カーボンスラッジがひどく、パーツクリーナーで容易に落とせない・・・
裏側には取り付ける側の番号があります(No1とNo2)。
パーツクリーナーでは何本あっても足りなさそうなので洗浄剤に漬け込んで処理します。
ヘッドガスケット
ヘッドガスケットはアルミ製。
かなり薄いアルミ製のヘッドガスケット。
シリンダヘッドに張り付いていることが多く、これもそうでした。
整備書には再使用不可とありますが入手出来ない以上再使用せざるを得ないため、シリンダヘッドから剥がす際は超慎重に行います。
剥がしたあとも曲げないように慎重に取り扱う必要があります。
ちなみに、年式によっては銅のガスケットも存在します。
ヘッドガスケットの取り付けには向きがあるようです。
シリンダもシリンダヘッドも真円ですが、ガスケットはこのようにイビツな形状。
向きを変えた場合の影響はあるのか無いのか分かりませんが、元の通りに戻すのが鉄則。
取り外す際に裏表と向きは確実に覚えておきましょう。
もし向きが分からなくなった場合は・・・シリンダに跡がついていることが多いのでそれに合わせればOK牧場!
シリンダヘッドの取り付け
洗浄液内でブラシでこすればごらんの通りにピッカピカ!
でも表はそんなにきれいにならなかったのは残念・・。
今一度脱脂しまして・・・
先の通りシリンダヘッドには向きがあります。
No.1とNo.2の印がありますが、どっちがどっちか分からなくても間違うとこのようにシリンダとカタチが合わないのですぐわかります。
暑さにヤラレテしまいボルトを締めるまで気が付かなかった。。。
ボルトは対角の順番に締めこんでいきます。
整備書によると締め付けトルクは2.3kgm。
ワタシは手持ちのデジタルトルクメータが当てにならないので、いつも手ルクメータで締め付けています。
お次はオイルシールのインストール!