ミニカ55バン復活劇14・サイド後部の再生1
たっぷり厚盛り
所用が多いのと、寒さによる稼働率の低下で思うように進んでいない当記事。
検切れの2月までの復帰はほぼ諦めました。
さてさて次の腐り箇所であるボディサイド後部の処理に移行です。
「どうしたもんかなぁ・・・」という位な腐れっぷりな場所に、1mm厚の刃をグラインダーに付けてケガキ線に沿ってメスを入れます。
それも極力生きている部分を残すように。。
カットしている最中にボディ表面にひび割れが判明し「え?」と思って削ってみるとパテ盛りがあることが判明。それも結構な厚さ。
パテはワイヤーブラシで比較的容易に落とせるのでそれが気持ちよく、調子に乗って全部落としてしまうところをガマンして後々の溶接の邪魔になる部分のみに留めておくことに。
その他、見える範囲のサビというサビを落として下ごしらえは完了。
面倒なことにここの部分は2枚重ねになっておりそれなりに2枚重ねを再現します。
内側の部分は全く残っておらずどうなっているか不明。
唯一の手がかりはコノ写真のみで、だいたいどうなっていたか分かるものの再現が面倒そうな感じ・・
というわけで適当に面を作ればいいや、と。
パッチ当て
インナーパネルを作成する前に先にパッチ当てを。
フェンダーのフチの部分に穴があり溶接には耐えられないので。
しかしこんな3次元的な部分をどう板金すれば良いのか・・・完全叩きだしで!とも思ったのですが、まっ平ら板金を見てすぐに諦めました。
厚紙を押し当ててそれを広げたカタチで板金を切り出します。
寒いので手先で出来る作業は運転席で・・・こう考えるとバンの荷室だったら寒さをしのぎながらそこそこな作業が出来るはずでそれはそれで羨ましい~
形状と寒さに格闘すること2時間、こんな感じに落ち着きました。
エビのしっぽみたいですが、まずまずの状態かと。
このあと穴あき箇所をハサミで切り落としジンクを吹いたので、あとは溶接するのみ~
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