ミニキャブ復活劇 番外編 他の実働ミニキャブEL
他の実働ミニキャブEL
このT130型ミニキャブ、通称ミニキャブELは生産期間が15ヶ月と非常に短命です。
それゆえ残存数どころか畑などに転がっている廃車体もほとんどありません。
2009年の某日、関西を中心に活動されているミニキャブの愛好家クラブの”売ります・買います”コーナーになんとミニキャブELが出ていました。
ナンバーを取得されており「これは見ておくしかない!」と大阪まで足を運び現物を見てきました。
ブレーキの効き具合、アイドリング、乗り心地、程度など色々と気になります。
まずは戴いた画像から。。
グリルとバンパーは黒ではなくダークグレーのようです。
ロゴシールは無くなっているようです。
合わせホイールが黒なのは標準なのでしょうか(標準色はボディーカラーと一緒)。
年式の割には程度が良さそうー。
フロアマットは浮き出しがあるタイプなのでグレードはスーパーデラックスのようです。
(デラックスは浮き出しの無いタイプ)
やはり程度は良さそうです。
全然関係ありませんが、ホーンのマークはこれで正規の向きですが、ハンドルが180°反転しています。
一度外されたことがあるようです。
拝見させてもらった時の画像の一部。
車体より中ばかりですが・・
リアのアオリに緑の反射シールが貼り付けてあります。
レギュレータとコイル。
灰色のむじゅむじゅは断熱材かと。。
ハンドル下はサビが出ています。
マスターシリンダーから若干ブレーキフルードがにじみ出ているとのことでした。
エンジン下部。
キャブレターが見えます。
外観の程度はまぁまぁでも細かいところではサビや劣化が結構ありました。
試乗させてもらいましたが、ブレーキの踏みしろは浅くクイック感があり、エンジンも1発始動でした。
そして・・。
画像検索で「ミニキャブ360」を検索するとなんとミニキャブELが出てきます。
「え?ナンバー付いているし実働車!これで2台目だ!」と思ってリアのアオリを見ると・・
緑の反射板が付いています。
これは大阪で見た車両です。
神奈川のショップに引取られていたようです。
さらにこのショップのブログによるとその後は香川県のバイクショップに売られていました。
2014年1月現在、ナンバーを付けて実働状態にあるT130型ミニキャブは知る限りこの1台しか知りません。