ミニキャブ復活劇 作業編(後半戦) ガソリンタンクの再生!その2
ガソリンタンクの再生!その2
2009/08/08
サビの不安。
気になる・・・タンクの素地に拭いたサビ転換剤。。
以前からサビ転換剤は本当に有効なのかずっと疑問に思っていました。
こんなのでサビが止まるんだったら世の中苦労しないでしょう。
そこで、改めて色々情報収集をするとその効果は完璧ではないことが判明。。。
折角コートしたタンクはこのままで良いのか・・・
燃料を託す最重要部品に何かあったら・・・
ネガティブな考えがグルグル回り「後悔先に立たず」が頂点に達した時にこのままの使用を断念。
では、防錆をどうするか・・。
防錆剤として超有名なPOR15に手を出すか出すまいか検討していたところ「ラストボンド」なる商品を発見!
エスコという安価な防錆塗料もあったのですが、防錆管理士(?)によるメリット・デメリットをきちんと説明した商品だったので、多少¥が高めでしたが使ってみることにしました。
購入先は高知県にある「株式会社エヌシー商会」。
後々使うだろうということで1kgセットを購入。
ちなみに「テスト販売」という形態での販売で、今後購入出来るかは不明です。
2液性で混ぜて使い、ある程度のサビを残して塗布可能とのこと。
建造物に使用されているようです。
塗料が届けば早速総剥離をします。
が、下半分の剥離に3時間!
樹脂塗料なのでサンダーの熱で溶けて塗膜が伸びるようになってしまい、全然剥離出来ません。
このまま上半分も剥ぐか・・・この暑さの中さらに3時間。
キーンとしたサンダーの作業音も近所迷惑だし・・・。
そうえいば「前回上半分はきっちり剥離しサビも皆無に近い状態だった」と好都合なことを思い出し、このまま下半分だけにすることに・・。
2液性で混ぜて使用します。
どの程度の量に対してどの位の面積に塗布可能なのか不明なので、とりあえずA液B液を25mlづつ使用し合計50ml作成しました。
これを良く混ぜてから塗布します。
怪しい黄色をしています。
全面に塗り残しが無いようきっちり塗布。
粘度は高めですが、比較的塗りやすい感じです。
タンクに塗ったあとこれだけ余りました。
およそ1.5㎡の塗布で半分(25ml?)くらい余りました。
よく覚えておきましょう~
で、高価な商品なので易々と捨てるわけには行きません。
塗れるものは無いか探したところ・・・
ありました、サビ取りが面倒なホイール。
途中までサンダーでキレイにしていた状態で、このままペーパーで簡単にサビを落とし全面に塗布。
しかしそれでも余ったが保管が出来ないためやむなく捨てました。
ラストボンド乾燥後その上から合成樹脂塗料を塗布し乾燥させたのちフレームに組み付け。
ちなみにラストボンドの上からはどんな塗装でも可能なようです。
少しづつ形になってきました!