ミニキャブ復活劇 作業編(前半戦) トランスミッションの清掃
トランスミッションの清掃
2009/02/14
綺麗にするよ。
トランスミッションオイルを交換する前に・・・。

綺麗にしましょう。
これが取り外し直後の状態。
油分とホコリで見るのがイヤになる位汚れています。

何でどう綺麗にしようかと悩みましたが、パーツクリーナで洗浄しました。
ごらんのようにかなり綺麗です。

うんうん!です。
ワイヤーブラシが入らないところは落としきれていませんが、良しとしましょう。

反対側も。

ではでは、ミッションオイルの交換としましょう。
用意するのは自作オイルパックリ。

まずフィラープラグを外します。
ここがフィラープラグなのかどうか色々問い合わせたりして、結局ミッションオイルを交換を開始するのに3週間位かかってしまいました(小心者でして)。
フィラーは24mmナットです。
そんな大きいソケットは持ち合わせが無かったのでホームセンターへ買いに。
このプラグ、相当固くてラチェットをハンマーで何度も叩いて外れました。。。

フィラーが外れたので、お次はドレンを外します。
ドレンと言ってもこのフタ状のものしかオイルを抜く場所が無いので、びくびくしながらここを外しました。
ったら、汚いのなんの。

パッキンもねろねろしちゃってます。
ここに溜まっているオイルは金属粉のようなものが混じっていました。

このギアはオイルポンプを駆動させるもののようです。
ははぁ、このギアが大きいから凹状の変なフタになっているのか(?)

こちらはフィラープラグ。
パッキンは劣化してしまっているので交換します。
純正パッキンは「MF660006:GASKET M/T」で入手可能。
ちなみに「MF660066:ガスケット ギア」を指定すると銅製のパッキンが届きます。

オイル抜き部のパッキンは頼み忘れてしまいましたもう出ませんでした。
そこで「NBRゴム(二トリルゴム)」で自作します。
(大抵のホームセンターで入手できます)
耐油性・耐ガソリン性なので大丈夫でしょう。

適当にサイズを合わせて切り抜き、くりぬきます。

さてさて、もろもろが準備出来たところで、いよいよミッションオイルを入れる作業に入ります。
ミニキャブLT30型の取説によると、ミッションオイルの規定量は「0.5L」と記載されていました。
似たようなものでしょうから、0.5Lを注入します。
まずフィラーが垂直面にあることから、適当な容器が必要です。
何も考えずに規定量が分かる容器と、それに注ぐための”ろうと”を作成します。

入れ終わりました。
ちなみにミッションオイルはイエローハットブランドのものです。
¥1800でして、デフオイルへの流用が出来ないタイプなのが少々イタイ。
(以後、デフにも使用出来るカストロールの「ギアオイル Universal 80W-90」を入れています)

注ぎ口はこれを利用。
2ストオイル購入者限定の「あれ」です。
これをペットボトルに強引に入れ込みます。
(これ、結構便利なので次回はちょっと多めにもらってこようかな)

そして無事注入完了!
底部(自作パッキン部)からはオイルが漏れていないのでOKそうです。
ミッションオイルを入れる位で大騒ぎをするのはきっと私くらいでしょう・・・。
