ミニカ55バン復活劇58・右サイドシル復元2

修理セットで進めるサイドシル復元講座

 

では始めましょう。
ご用意戴くのはこちらです。

 

サイドシル修理セット

サイドシル修理セット

  • サイドシル修理セット 1
  • ドリルドライバ 1
  • ドリルビス 少々
  • 3mm~6mmのドリル刃 少々
  • タガネ 大、小
  • ワイヤーブラシ 色々

 

 

スポット溶接個所の確認

スポット溶接個所の確認

このままの状態で取り付けをしたいところですがMr.マリックでも無理なので一旦パーツごとにバラバラにします。

まずはリアパネルの取り外し。
スポット溶接個所に穴を空ける必要がありますが、このままですとわかりづらいのでワイヤブラシで塗装を落とします。

賞味期限切れで腐っている部分は今はそのままにしておきましょう。

 

観察もしましょう

観察もしましょう

観察も行ってください。
このように水抜き穴が塗料の”ダレ”で塞がっていることが分かりました。
この影響で末端部の水抜きが不十分になり腐りを発生させた可能性が大ですね。

 

スポット溶接個所の穴あけ

スポット溶接個所の穴あけ

スポット溶接個所の穴あけを行います。
なぜかこのように位置がバラバラです・・・人手でやっているの可能性がありますね。

 

調理方法ですが、

4mmのドリルビスで穴あけ→5mmか6mmのドリル刃で拡大

の順で行います。

ここで注意ですが、当相談所を愛する方々はポリシー違反になりますので間違ってもスポットカッターを使用しないようにしましょう。

 

 

タガネを入れながら

タガネを入れながら

タガネを入れながらスポット溶接を飛ばしていきます。
なお、取り外し後は再利用しますので傷をつけることなく丁寧に行います。

 

ぱっかーん

ぱっかーん

そうしますとこのように、

ぱっかーん

と開きますのでここで一旦万歳で喜びを表現しておきます。 \(^o^)/バンザーイ!

と、ここでお気づきになられました通りサイドシルは完全に奥まで一体となっていることが分かります。
意外と単純な形状ではありません。
試験に出るところですのでよく覚えておきましょう。

 

 

ひるむ必要はありません

ひるむ必要はありません

このようになっていますが、ひるむ必要は全くありません。
右側下部の錆がひどい部分は切除をしてなかったことにすれば大丈夫です。

 

 

切るか外すか

切るか外すか

サイドシル本体だけにしたいので立体的な補強部材を撤去する必要があります。
グラインダで切ってしまうのが簡単ですが、万が一の時の復元が面倒になる可能性がありますのでここは先ほど行いました相談所的スポット飛ばしで外すことにします。

 

 

相談所的スポット飛ばし

相談所的スポット飛ばし

手慣れたものですね。一瞬でここまで作業が出来ました。

 

 

無事に取り外し

無事に取り外し完了

スポット箇所へのドリルの刃の入れ方が上手ですとあまり苦労することなく綺麗に剥ぎ取れます。

この補強材は焼くなり売るなりして頂いて構いません。

 

 

パネルも取り外します

パネルも取り外します

ここまできましたわけでございますので、調子に乗って後ろのパネルも取り外してしまいます。

 

 

理想の状態

理想の状態

理想の状態にすることが出来ました。
タガネの音は近所迷惑になりますので素早く手短に行うことが大変重要です。

 

 

裏側の状態

裏側の状態

裏側はこのようになっていまして、切除とサビ落としを行えばフレッシュな状態に戻りますので心配はいりません。

 

 

 

パーツ化完了

パーツ化完了

これで具材の準備が出来ました。

 

 

ちなみにどのように取り付けるかは全く考えていません(笑)

Follow me!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です