ミニカ55バン復活劇6・板金開始!

SW(シルバーウィーク)を通り越し

約1ヶ月ぶりの更新になってしまった本コーナー。
世間がSW(シルバーウィーク)ならこっちはSW(スチールウィーク)だ!と板金作業を意気込んでいたものの、予定があったり何なりであまり進めることが出来ず、そうこうしているうちに自宅の情報インフラ環境にトラブルが生じてネットが使えず更新が出来ずな状況でしたが、ようやく落ち着いて更新が出来るようになりました。

その間は作業は続けていましたので、ネタはあります。

 

型を作ってみる

「遺跡から出土したみたいだね、コレ」という奥様の言う通り、30うん年前の出土品です。
土に還る途中のものです。

出土品

出土品

リブを極力残してカットすればよかったと後悔してしまう状況にしてしまったのは泣きですが、泣いてもリブが作れるようになるわけではないので、何とか型を作ってみます。

 

2x4を型にする

2×4を型にする

 

現物合わせでマーキングして・・・

 

掘り出す

掘り出す

彫刻刀とカッターを使用して掘り出します。

 

ピッタンコ(?)

ピッタンコ(?)

もちろんピッタンコなはずはありませんがな。
うまくいくのかなこれで・・。

 

サビ取り作業を行っておく

最小限にサビ取り

最小限にサビ取り

時短を狙うため板金作業を行う所のみを先行でサビ取り。他の箇所は一通り終わってからと。。
根の深いサビが残っていますが、防錆剤の効力に期待してこの程度でOKに。

 

 

それゆけアンパンマン!に出てくるバンキンマン!

この見出しを「バイキンマン」と読んだ方、アウトです。

仮囲い板

仮囲い板

コネもカネも無いので板金の調達をどーするか悩むところですが、以前見つけたこれを購入。
「仮囲い板」という商品名でして工事中や資材置き場に使うアレで、亜鉛メッキで板厚は0.8mm。

ネットや雑誌で見ているボンデ鋼板と言われるモノよりツヤがあり亜鉛の粒子(?)が荒いのが気になるところですが、こんなものでやってみました的な某サビ雑誌風に使ってみることにします。

 

眺めるだけ・・

眺めるだけ・・

どこからどういう風に進めれば良いのか悩むばかりで手が進まず、そして時間ばかりが経つ自分にストレスさえ感じます。現在ガレージビルダー&ポケバイレストアラーのあの方も同じことを言ってますが、実際そうなんです。

設計なり方針なりが明確になっていれば現場に出て悩むことは無いので作業はサクサク進むのですが・・

 

 

決めた!

決めた!

どこか取っ掛かりを作ればそこから作業が進むはずなので、まずは破線のようなものから作ることに決定!
ゆるーいS字状になっていますが、まぁ何とかなるでしょう(笑)

 

型からトレース

型からトレース

捨てずに取っておいたレターパックの封書を使って型紙を作りそれをマジックでトレース。
丸穴は仮囲い板に元々空けられていたもので、これを逃がすようにトレースすると板金の無駄が出そうなのでそのまま無視します。

 

切り出してみた

切り出してみた

この際だからと、インナーシルのところまで欲張って切り出しました。
こういう横着が吉と出るか凶と出るかはやってからのお楽しみ♪

しかしながら、ジグソーでカットをするとものすごい音が出てかなり迷惑(ディスクグラインダーの比ではない)。
かとってハサミでは普通の金切バサミなので思うように切れない・・ガレージや工場で作業が出来る方が羨ましい~。

 

 

あてがってみた

あてがってみた

テキトーに曲げたりして当ててみたところ、こんな感じに。

 

雰囲気はイイ

雰囲気はイイ

雰囲気はイイね。雰囲気だけはね。
隙間が開いているように見えるところは、切角を間違えた隙間。ま、このまま使ってみることにします。

 

滑らかさが無い

滑らかさが無い

もっと滑らかなS字のはずですが、折り目を付けてしまったけど何とかなるような気がしているのでこのまま使ってみることに。

 

床の一部を

床の一部を

ほら!いいんだか悪いんだか分からないパネルが突破口になって次の作業に進めるようになりました。
逆に、なぜさっさとこんな感じで進めなかったのかと思うところでもありますが、そこが弱いんだな自分、とモヤモヤ考えながら次のターゲットである床にする一部を切り出してみます。

 

 

こんなん出来ました

こんなん出来ました

厚紙を型紙にし切り出した後、板金作業のマネゴトをして出来たのがコチラ。
手前の部分は1mmほど凹ました接続部。

無くてもいいのですが、格好つけてみたかっただけ。

 

 

キンキンカンカン

キンキンカンカン

ちょっと楽しくなったぞ!と言いたいところですが、ハンマーを振り下ろす度にキンキンカンカンとした音が周囲に・・・

ジグソーの音といい、キンキンカンカンと言いちょっとまずいな。。。

 

 

仮付け

仮組み

バイスを使って仮組みしたところ。
おおーいいじゃん!相変わらず雰囲気だけはいいねぇ~

ちなみに床面は裏から当てるように固定させることに決定。
突合せ溶接とか”のりしろを付ける”といった高等テクニック無しに出来るんじゃないかと(根拠なき)自信がそう判断させました。

 

お次はホイールハウス部

次はホイールハウスの穴を塞ぐためのピース。
塞ぐと言うより壁を作るが正解。

 

Rを出すために

Rを出すために

型紙を作って鉄板を切り出すのは前回と一緒。
そして、この場所は強いRを再現しないといけませんが、手だけではほぼ無理。

で、思い出したのが荷台のゴムマットに下に隠してあった丸パイプ(決してアブナイことをするために丸パイプを隠しているのではありません。何かあった時のためにです。故障とか故障とか)。

丸パイプを浮かせて両手で持ってゴロゴロと丸パイプを転がすようにしているとそのうち丸みを帯びてきます。

さすがだ!俺!!

 

 

出来上がり

出来上がり

出来上がったのがコチラ。
中々いい感じになっているのが分かります。

 

ついでに・・・

なんちゃって折り機

なんちゃって折り機

折り機なんぞ持っていませんし買えませんのでLアングルを代用して手で折ります。
このピースは端っこでインナーシルとラップするので、そこが面イチになるように合わせ面に逃げ加工(フランジ的な加工)を必要としておりそれを真似るための作業を行っているところ。

が、結果はお見せ出来るようなものではありませんのでご了承ください。

 

 

仮組み

仮組み

いい感です!雰囲気だけではなく、ちゃんといい感じ!!

 

 

隣との接合

隣との接合

隣のピースとは15mmほどラップさせており、そこに穴を空けてスポット風溶接で処理予定。

 

ご満悦

ご満悦

ご満悦なわけありませんよ。
これでイケるのかどうか全く分かりませんし、そもそもスタートラインに立っているのかどうかも分からない。

 

 

内側から

内側から

このようになる予定でございまして、奥の小さい隙間は各所溶接後に行うことにしましょう。

 

え?そんなに見たいですか??

照れますねぇ・・・

みほん

みほん

素人の素人による素人のためのみほん。

 

細かいピース

細かいピース

この裏側は穴があいており、補強も兼ねてフタをしてしまいましょう。
小さいサイズながらRが付いているので、合わせ込みに意外と時間がかかるかかる。

 

差し入れ

差し入れ

作業中、郵便屋さんからプレゼントがありました。中古本ですけどね。
業界では有名みたいですが、この石塚さん、本職は消防士なのに。。

ケルンって何だ?といつも思っていましたが、石を積んだ塚のことをケルン(cairn)というから「ケルン石塚」だそうです。

 

続・

朝ドラ

朝ドラ

この日は朝6:30に家を出てガレージビルダー&ポケバイレストアラーのあの方の職場までドライブ。

要件:レールをもらいに

金床は買うと意外と高いのでダメ元で話をしたところ「ありそうだ」ということでして。
レールの紹介は後日あると思います。

 

どうせなら

どうせなら

前回のサビ取りから1週間が経ち放置していたら再びサビのえじきに。
ついでなのでパネルの上半分を全部やっつけることに。

 

 

サビ粉飛ばし

サビ粉飛ばし

首の固定が出来なくなるも捨てずに取っておいた扇風機でサビ粉を飛ばせば多少は人体への影響はないかと。
もちろん防護グラスとマスクはしています。

防塵マスクもありますが、グラスが曇るので・・・。

 

 

やるだけやった

やるだけやった

ホイールアーチの中は見送り。
これだけやるにも結構疲れる作業。

 

ラストボンドの出番

ラストボンドの出番

私的作業ではおなじみのラストボンド
厚膜タイプのカーボマスチック15というのを以前特別にサンプルを戴いていてそれの余りがあったはずなのに行方不明。
うーむ、仕方なくこれを使います。

 

 

多すぎだ!

多すぎだ!

硬化剤と主剤は体積比で1:1。
少しの量で比較的広範囲に塗布出来ますが、あきらかに多すぎた!もったいない!
量的にはこれの半分かそれ以下でOK。

 

塗ったくる

塗ったくる

有り余る量(T_T)を作ってしまったので何も考えずに塗ったくりました。
厚塗りは意味が無いので薄く塗れば良いのですが、もうベロベロに。

カーボマスチック15は上塗りは不要ですが、ラストボンドは紫外線に弱いらしく上塗りは必須。

ちなみに乾燥まで20℃以上で24時間必要。厚塗りをするとさらに必要になります。
よって必然的に今回の作業はこれで区切りになりますね。

さて次回は久々に溶接機の登場か!?

 

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