きょうの旧活 → 24時間耐久草ヒロツアー
今シーズンはどうしよう・・・
相方とめぐる恒例の春と秋の草ヒロツアー。
行先の候補として7月に往訪した長野・伊那市の「ミニキャブEL パネルバン」の引き上げ事前調査や、「長野市にミニキャブELトラックが転がっている情報」の現地査察など・・。
どちらかというとこれらがメイン・・。
しかしタイミングが合わなかったりで伸び伸びになってしまい、気が付けばもう12月。
一度予定を立てたものの、出発数時間前の偏頭痛襲来による体調不良に加え長野県北部の地震の関係で見送らざるを得ない状況・・・
そして再度予定を確認しお互い都合の合う土曜にようやく催行に至りました。
しかし、行動出来る時間は土曜の24時間のみ!
ツアー行程
伊那市には行っておきたい、長野市にも行っておきたい、その他草ヒロ探索もするけど土曜しか空いていない・・・とのことでお互いいつもの旧式商用車はお留守番させ移動は平成車で。
行程は・・・
金曜の夜中出る → 伊那市入り → ミニキャブELパネルバン調査 → どっかで仮眠 → 長野市入り → ミニキャブEL探し → その他草ヒロ探検 → 土曜中に帰ってくる
というワクワクするようなハードなスケジュール。
というわけで出発!
と、簡単にはいきません。
決行日はまさかの雪予報・・。「そんな降らないんじゃないかな」と都合の良いように考えるも「でも万が一降られては行動が制限されるし」と思って、スタッドレス交換です。
金曜夜に職場から帰宅後に交換作業・・・出発2時間前でドタバタです。
そして・・・
道中パンクして貧弱なテンパータイヤに交換するのは嫌なので、こいつを1ヶ持参します。
1本だけノーマルになるわけですが、どのみちテンパータイヤもノーマルなので。
そして出発~!
23時前、相方が到着しいよいよ出発です~
「首都高→中央道→伊那市入り」の予定。途中【諏訪IC~伊北ICまでチェーン規制】との表示があり、スタッドレス交換は正解中の正解。
伊那ICに到着。チェーン規制区間は積雪はなくここまですんなり来れました。
この時すでに2:30という良い子は深く眠りに就いている時間で、サンタクロースがプレゼント配布の現地調査を行っていました。
周囲は雪がある状態。
長野中南部はそんなに雪が降らないと聞いていますが・・・
5か月ぶりの御対面
伊那ICから走らせること30分、ようやく到着。
実はこのパネルバンは譲ってもらうことになっています。
所有者の方は分からないのですが、前回往訪時に近くの自動車整備工場に「田んぼ作業をしていたら私のことを伝えてもらえますか?」と声をかけていたところ快諾して戴き、所有者の方とコンタクトを取ってもらっています。
この整備工場は(趣味車と思われる)LC10フロンテやスバル360などが入っていたため旧車に理解のある「草ヒロという単語を知っている」と思って声をかけていました。
相方と引き上げ方法を検討するも「(ユニックで)吊るしかないね」と即決まり。
そのままでした
私のことが分かるようにと前回往訪時に挟んでおいた置手紙。
2部置いてきてそのうち1部はそのままでした。
クリアホルダに入れてテープで留めていたのですが、判別できない状態。
もう不要なので回収します。
床下をチラ見
カメラを入れてシャッターを押してみました。
鉄部はサビサビですが、欲しいのはエンジン周り。思っていたよりも状態はよい??
そして暖房用のホースが結構しっかり残っているのは驚き!
穴が空いてボロボロになるのが常なのですが原型を保っています。
吊ることが決まればこちらには用が無いので通報される前にささっと退散します。
次なるミニキャブELへ
伊那市を後にし長野道のみどり湖PAで仮眠後、翌朝に長野市西部に。。
草ヒロドライバーとしてはどんな天候でもどんな状況でも、
この先がどうなっているか分からなくても、道が続く限り車を進めます。
到着したのは長野市西部、旧信州新町。
とてものどかなところです。
ここに転がっているのはある方から教えて戴いたミニキャブELトラック。
リアにホイールキャップが装着されていることからグレードはスーパーデラックス・一方開。
外装はごらんの通りですが、ひどい腐りはありません。
物置として使っている模様。
軽トラックを譲ってほしいんですが・・
”誰もいないし所有者なんか見つかるか?”と(私だけ?)ほぼ諦めモードでしたが、たまたま近所の外で洗い物をしていた方に軽トラの所有者を伺ったところあっさりと判明。
すぐ近くの方だったので訪ねてみると、たまたま御年配の婦人が外で洗い物をしていました。
これはダブルでラッキー池田です。
「あの~、畑にある古い軽トラックをお持ちと聞いたんですが・・」
「あれはうちのだよ」
あっさり所有者の方とコンタクトが取れました。
早速事情を話したところ、
「あれは動かないよ。動くのなら前にあったんだけど、もうあげちゃってね。」
「古くてもう動かないと思うよ・・」
「あれは最初に買った軽トラなんだよ。もう古いしずいぶんと動かしていないから」
と動かないことを猛アピールでまさかの展開。
何度か「動かなくてもいいので」と言っても状況は変わらず。。
仕方なくお礼を言って後にしました。
ただ、物置としても使っているようなことも仰っていたのであの場所に軽トラが無いと困るのでしょう。
逆に考えると他の人にも譲らないと思われ、ミニキャブELはこの先もこのまま残っていることでしょう。
ここはいつでも来れるわけだし、まずは伊那のEL引き上げを優先することにしてこの場を後に。
ツアーの続行
ここ旧信州新町地域はかなりの旧車が眠っていました。
詳報は相方のブログを参照して戴くとして、このエリアでインパクトがあったものを。
後方のスバル・ドミンゴは車名が分からないのでスルーですが、スカイラインバンは初めて見ました。
かなりの年月が経過している割にはメッキパーツはピカピカです。
このあと国道19号の「道の駅 信州新町」をめざし移動、昼食後行先の会議を開き折角だからと未調査地域である伊那市が候補に挙がり移動することにしました。
熱風500km
途中、猛烈な眠気のため仮眠&給油を兼ねて長野道・梓川SAに立ち寄り。
自宅を出てからこの時ちょうど500km。
熱風500kmとはなんぞ?
こちらは5000kmですが、同じ長野つながりということで。。
15分程度の昼寝でしたが夢を見るほど深く眠り、すっかり復活しさっさと伊那市に向けて走らせます。
大丈夫と分かっていてもちょっと不安な吊り橋。
重量制限は5tですが、世の中「絶対」は無いので・・落ちることを考えると意外と怖いです。
詳細は相方のこちらのブログをご覧戴くとして、伊那市で度肝を抜いたのがこちら。
恐らく70年代と思いますが、車検シールが最近の小さいやつなので間違いなく現役車です。
さらに奥にはエルフも!
これは大変貴重な車両をしかも現役で・・Nox法が適用されない地域ならでは。
お腹いっぱいです。
22時帰宅
伊那市内の食堂で相方は伊那市名物のローメン、私は同じ伊那市名物のソースかつ丼を。
(もうソースかつ丼を頼むことは無いでしょう。。)
そして帰宅したのは22時過ぎ。今回の走行距離860km超。
睡眠時間が2時間程度だったので後半はとにかく眠さとの戦いでしたが、終始会話をしていたおかげで何とか持ちこたえることが出来ました。
次回のツアー「24時間耐久山形編」もご期待下さい。
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