ミニカ55バン復活劇103・姉さん!事件です!
紛失事件!!
あろうことか、とても地味な部品を無くしてしまいどうにもならなくなりました!!
それはこいつ、スペアタイヤハンドル!
どこ探してもないし、どこかに置いた記憶もない・・
脱着方法はこんな感じ。
ハンドルを突っ込んで回すとチェーンが下りてきてタイヤを外せるというもの。
ダメ元でジャッキハンドルを突っ込んでみると回せなくはないので「助かった!」と思ったのも束の間・・・上げ切る少しのところで何故だかどうにも回らなくなりスペアタイヤが収納出来ない。
これは困った!!
借してもらえるか?
夏のオートジャンボリーでギャランFTOで参加していたKさんにダメ元で連絡をしてみることに。
元々面識は無く、最近facebookで”お友達”になったギャラン軍団のIさん経由で「55バンに乗っている人がいるよ」と教えてもらったのがきっかけで、ジャンボリーの時に”お友達”に。
さらに、コンタクトがダメだったことも考えて、私が5月に往訪したK県のYさんがA10xVを2台お持ちなので適価譲渡か貸して頂けないかの連絡もしてみることに。
そしたらKさんから連絡があり「今日は道の駅はにゅうでイベント参加しているよ。55VANで」と何ともタイムリーな返答が!
家から1時間ほどのところなのですぐに家を出て11時前に到着。
ハンドルは丸棒を2面面取りされているであろうことは分かっていたので複製をするつもりで採寸と思い、ノギスとメモ用紙を持参すると「貸してあげますよ!」と何ともありがたいお言葉。
このイベントのあとは違うイベントへ参加するために軽井沢まで行かれるとのことだったので、その場でタイヤを外してもらいハンドルを借りました。
折角ですし、他の55バンを見るもの初めてなので、エンジンルームを拝見。
ちなみに白ナンバー化は失敗とのこと・・・
ベルトが純正品だったので聞いたところ「出ますよ!」と。
エンジンルームどころか全体的に大変綺麗!
納屋に眠っていたとかで、もうとても羨ましい~
あ、フルードタンクの形状が私のと違うし、レギュレータがICタイプになっている!
キャブにパイプを介して丸いものが付いていますが、これは加速時のNOx低減を目的としたOSACバルブと呼ばれるもので’79年以降車の証。
Kさんは長年三菱のメカニックをされていた方で色々と精通しています。
とばかりに、キャブ調整も質問をしてレクチャーしてもらいました!
嬉しくなり会場もろくすっぽ見ずに撤退です(笑)
そのスペアタイヤハンドルはこれですが、記憶にないなぁ(笑)
でもスペアタイヤを下ろしているのでこれを使っているはず・・・謎だぁ。
運良く(?)土木系の丸棒が転がっていてサイズ的にも丁度良さそうなのでこいつを加工しましょう。
比較するとこんな感じで、ジャッキハンドルは面取りされているものの細身になっています。
同じサイズにしてくれればよかったんに・・
一応ノギスで採寸してグラインダーで似たようなサイズになるように削ってみまして・・・
これを突っ込んだところ、無事に上げ下げ出来ました!
手で曲げることが出来ないのでバイスプライヤーで喰わせれば回すことが出来ます。
ひとまず良かった!
Kさんありがとうございます!
そして、Yさんお騒がせしてしまいました・・
何かでお礼をしますのでお許しを~