きょうの旧活 → 新・カーポート製作記(その5)

勢いと勇気

後戻りが出来ない作業は勢いと勇気が必要なワタクシ。
仕事はソフトウェア制作であり間違えてもバグらせても基本的には後戻りが出来るわけで(損失は出ますが)、気が楽と言えば楽です(あまりこんなことを言ってはいけない)。良く言えばTry&Errorで作業を進められるわけです。

が、ハードウェアはそうはいきません。

失敗=終了

です。

さて今回は失敗が許されない支柱ポストを取り付けるための穴をあけます。

 

かつおだし、昆布だし、位置出し

位置だし

位置だし

まずは位置出しをします。
ポストを水平にし設計図に基づき仮設置します。入念に位置を確認して作業を進めます。

 

 

センターポンチの出番

センターポンチの出番

位置が定まったら穴の中心をセンターポンチでズビン!とマーキングします。
本当にここで良いか再度チェックをし、よければポストをどけます。

 

マーキング位置に穴をあける

今度はそのマーキング位置に穴をあけます。
使用するのはハンマードリルです。

振動ドリル

ハンマードリル

これが無いとかなり厳しい作業になりますので、もしお持ちではないようでしたらお隣さんから借りて下さい。

 

 

刃は14.5mm系

刃は14.5mm系

アンカー本体の長さは40mmのもの、刃は「14.5mmを使用しろ」という指示書きがありましたのでそれに従います。
打ち込むとオシリの部分が引っ込みますが、その際の全長が50mm程度になります。

よって、掘る深さは大体50mmとします。

使用するのは掘る深さを設定出来るメジャー付きハンマードリルですが、セッティングが面倒なので刃に50mm位置にビニールテープを巻いて目安にします。

 

 

緊張の穴あけ作業

緊張の穴あけ作業

先ほどのセンターポンチの穴にドリル刃を落とし、地球に対して垂直になるように穴をあけます。
間違っても地面に対して垂直にしないように・・・。

ガガガガと穴をあけていくと、ビニールテープが地面に接触しこのような芸術的なカタチになります。
ドリル刃を抜いて深さを確認して下さい。
慣れてくると確認無しで一発で目的の深さにすることが出来ます。

粉はほうきで取り、最後はブロアで吹き飛ばして下さい。
穴の中にある粉もある程度取り除いておいたほうがよいでしょう。

ブロア

ブロア

 

以下作業のヒントです(←誰向けのヒントだよ/笑)。
最初にどこでもいいので2か所あけて下さい。
その状態で一旦ポストを仮置きしておきこれからあけようとしている箇所のセンターポンチの位置を確認して下さい。

穴の中心がずれていないようでしたらそのまま作業続行です。
もしずれているようでしたらセンターポンチを打ち直して下さい。
意外と穴位置がずれてしまっている場合があります。

 

打ち込む

穴をあけたらアンカーを打ち込みます。

アンカーを打ち込む

アンカーを打ち込む

打ち込み棒を使ってアンカーを打ち込みます。

打ち込みは必ず「打ち込み棒」を使用します。
アンカーを直接ハンマーで叩いたりしてはいけません。頭をつぶしてしまい使用不可能になります。

アンカーは奥までしっかり打ち込みます。

が、注意も必要です。

隅っこは注意

隅っこは注意

隅っこの場合はコンクリートが割れる恐れがあります。
ゆっくり叩いていき、叩く音が変わったと思ったらそこでやめておいたほうが無難です。
隅っこは勢いに任せて叩くとこのように割れてアンカーの役割が果たせなくなります。

 

これを全部分行います。

全部やると28か所

全部やると28か所

このうち1か所だけ大きく穴位置をずらしてしまい、使用不可なアンカーを生んでしまいましたが無事に完了。

 

 

あとは次回に向けての準備

次回すぐ柱を立てることが出来るように切り出しと塗装を行っておきます。

 

 

こんなんでも設計図

こんなんでも設計図

設計図に基づいて・・・

 

切り出し

切り出し

切り出しを行い・・・

 

塗装

塗装

綺麗に再塗装して今回はおしまいです。

柱のために新規で購入した材は1本のみ。
その他の柱は全て流用で我ながらスバラシイ!

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きょうの旧活 → 新・カーポート製作記(その5)” に対して2件のコメントがあります。

  1. ガバチョ より:

    本格的ですね。作業が丁寧、勉強させて頂きます。小生、雑なので・・・。

    1. 管理人 より:

      おはよーございます。
      そう言って戴けると嬉しい!
      のですが、そんなに丁寧ではないです(^_^;
      ただ、後悔はしたくない派なので慎重に進めてはいるのですが、それが丁寧かどうかは別ですねw

      いつも丁寧でいい仕事をしているのは、いつもの相方さんですね!

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