メンテナンスやトラブル時の時にいつも参考にしているドキュメント類の紹介です。
私のような素人スタートの場合は是非とも入手したいものであり、さらに同年代の他車種のドキュメントも部品の流用性の観点からあったほうが望ましいと思います。
パーツカタログ・シャシ編
MITSUBISHI MINICAB PARTS CATALOG
LT30、LT30V、T130、T131(前期)のパーツカタログ・シャシ編です。
部品の把握のみならず車両の部品構成の把握に大活躍。
当初何も持ち合わせていなかった頃、現在でも部品注文でお世話になっている三菱の部品販売店の方がこのパーツリストを用意して下さり初めて当時のパーツカタログに触れ感動したのを覚えています。
それまでは”口頭で部品を説明し調べてもらう”というかなり面倒なことをしていましたが、これのおかげで部品番号で発注ができるようになりました。
その後、見せてもらっていたパーツカタログと同じものがオークションで出品されていたためGETしました。
残念なことにT131の後期型(大型丸目)は掲載されていません。
MITSUBISHI ミニカ 360 ミニキャブ
ミニカLA21、LT23・25、ミニキャブLT30の比較的初期の頃のパーツカタログ・シャシ編。
ドアノブが前側に付いている古いタイプです。
1968年1月発行。
MITSUBISHI MINICA 360 PARTS CATALOG(シャシ編)
1973年発行のミニカ用パーツカタログですが、先との違いは水冷車のLA23が加わっている点です。
ピックアップのLT25に関しては360cc時代の最後の頃まで製造されていたと思われるため、年式が新しいLT25の場合はこちらのほうが参考になると思われます。
MITSUBISHI MINICA F4 PARTS CATALOG
三菱の360cc乗用車初の4サイクル車ミニカF4用のパーツカタログ。
MITSUBISHI MINICAB5 PARTS CATALOG
LO12型のミニキャブ5用パーツカタログ。
ミニキャブ5は車格が360ccと同じため部品の互換性チェック等に使用しています。
MITSUBISHI MINICAB PARTS CATALOG MODEL LO13P
三菱初の550ccミニキャブのパーツカタログ。
アクセルペダルやドアハンドルが360cc時代のものと同じだったりと中々興味深いものがあります。
MITSUBISHI MINICAB ’77~’82 パーツカタログ(簡易版)
LO13のマイナーモデルチェンジLO15型の簡易版パーツカタログ。
簡易版は消耗部品などよく交換される部品をメインに掲載されています。
A5サイズでボリューム感もなく少々寂しい構成です。
MITSUBISHI ミニカバン ’76~’81 パーツカタログ(簡易版)
500c(A104型)と550cc(A105型)のミニカバンの簡易版パーツカタログ。
ミニカバンのパーツカタログは360cc車も含めてあまり見かけない気がします。
パーツカタログ・エンジン編
MITSUBISHI ENGINE PARTS CATALOG
360ccエンジンのパーツカタログ・エンジン編で、~’73年までのパーツが掲載されています。
空冷のME24エンジン以外にも、水冷2サイクルの2G10と4サイクルの2G21まで掲載されています。
MITSUBISHI GASOLINE ENGINE VALCAN 2G22 PARTS CATALOG
LO12型ミニキャブ5、A104型ミニカ5・ミニカ5バンに搭載された2G22型エンジンのパーツカタログ。
主要変更点編
ミニキャブ ミニキャブバン ’74年式主要変更点 T131 LT30V
使用部品や設計が変更されると必ず必ず「主要変更点」という冊子が発行されます。
これは’74年式のもので、T131型の前期型から後期型に変更した際に発行されたものです。
ブレーキ系統が2重化されたり、キャブレターが変更されたことによるインマニ周りの設計変更など、部品の流用性チェックに役立ちます。
ミニキャブ ミニキャブバン ’75年式主要変更点 T131 LT30V
これは’75年型用のもので、黄色ナンバー対応化などが掲載されています。
その他、法律改正に伴う変更など全ての変更点が掲載されています。